キノコって植物ですか?
スーパーなどで、野菜などと並んでいる椎茸や舞茸などのキノコ類。普段あまり考えていませんが、いざキノコって植物?とかって考えてみると、よくわかりませんね。実はキノコ、以前はシダやコケの仲間として「隠花植物」とされていましたが、今ではカビなどと同じ菌類に分類されています。
菌類というと、悪いサルモネラ菌などをイメージしてしまいますが、ご存知のように納豆、ヨーグルト、チーズなども、菌類を利用した食品。そう思うと、菌類も意外と身近に感じられ、キノコが菌類の仲間というのも、うなずけるのではないでしょうか。
キノコの幹はどれ?枝はどこ?
キノコには、植物にある幹や枝と呼ばれる部位はありません。普段、私たちが食べている、土から上に出ている部分を「子実体(しじったい)」と呼び、植物で言えば根にあたる、土から下の部分を「菌糸体」と言います。キノコは、子実体が胞子を飛ばす役割を持ち、菌糸体が樹皮などの中に伸びて養分を吸収するようになっています。
また、主な植物が、光合成をして自ら栄養分を作りだせるのに対し、菌類は自分では栄養分は作れません。他の生物に寄生するなどして生きています。逆に言えば、栄養分などがある場所なら、どこでも生きていけるということ。たとえば光のない土の中や動物の体内などでも繁殖できるそうです。
現代の医食同源!なぜキノコは大切か?
中国4千年の歴史から生まれた不老長寿の道を説くことわざ「医食同源」。その意味は、「病気を治すのも、食事をするのも、生命を養い健康を保つためで、その本質は同じ」(広辞苑より)となっています。現代の乱れがちな食生活に合わせて考えれば「バランスの取れた食事は、心身の健康維持にはもちろん、薬に勝るとも劣らない効果がある」といったところでしょうか。
欧米化した私たちの食生活では、肉類が増え、野菜を多く取るように心掛けるようになっています。しかし、動物や植物にも多くは含まれてなくて、私たちのカラダを健康に保つために大切な成分も少なくありません。リン、鉄、マグネシウム、カリウム、亜鉛などの成分。こうしたミネラルを多く含んでいるのがキノコなのです。
そして、キノコの中でも、近年特別な成分をもっているとして話題を集めているのが「霊芝」「冬虫夏草」「アガリクス」などです。いま「ヤマブシタケ」は、そんな新しいキノコの仲間として最も注目されています。
参考文献:
「ボケ、糖尿、ガン―ヤマブシタケで立ち向かえ」山ノ内愼一監修(ジュピター出版刊)
「ヤマブシタケでガンが治る」三浦春夫監修(近衛ロンド刊)
「シリーズ健康の科学 No.16 きのこ健康読本5」東洋医学舎刊
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